小谷防災会/避難誘導部から地域住民の皆さんへ、災害発生時の行動として、以下避難所の使用についてのお願いです。
1.避難所での過ごし方
自宅を離れて避難所で生活するのはとても不自由なことです。
慣れない場所での共同生活がストレスや過労を引き起こし、体調を崩してしまうこともあります。
災害時こそ、高齢者や子どもなどに気を配り、助け合いの心でできるだけ気持ちよく生活できるよう心がけましょう。
2.もし自宅が使用可能なら。。
当地区用の避難所は、おそらく小谷小学校の体育館になると考えられます。
(他の場所にも当地区用の避難所が設けられる可能性はあります。)
一人当たりの必要なスペースは、最小「布団1枚分」です。
当然、当地域の全住民を小谷小学校の体育館に収容する事は不可能です。
ですので、もしご自宅が使用可能であるなら、出来る限りご自宅で過ごされる事をお勧めします。
3.車中泊での注意点
新潟県中越地震でクロ一ズアップされたのが、車の中で避難生活を送る「車中泊」の問題です。
避難所と比べてプライバシーの確保ができ、暖かく過ごすことはできますが、長時間狭い空間にじっとしていることによる「エコノミークラス症候群」や、換気の配慮を忘れることによる「一酸化炭素中毒」などの危険があります。
もし車中泊をしなければならない場合は、以下の点に注意しましょう。
●エコノミークラス症候群対策
-できるだけ体を動かすようにする。
-座ったままでも、足の指やつま先を動かすなど足の運動をする。
-十分な水分をとる。
-ゆったりとした服装で過ごす。
●一酸化炭素中毒対策
-寒くても、定期的に窓を開けて換気する。
-ほかの車と十分な距離をとって駐車する。
-エアコンは外気を入れながら動かす。
以上
(以上、インターネット版「千葉市:わが家の危機管理マニュアル(地震対策)」から抜粋掲載、および追記しました。)